マニング 病床の監督に贈る4つDパス ブロンコス快勝

[ 2013年11月12日 06:00 ]

 NFLブロンコスは敵地サンディエゴでチャージャーズを28―20で下して8勝1敗。ジョン・フォックス監督(58)は心臓の手術を受けたために戦列を離れたが、QBペイトン・マニング(37)が4つのTDパスを通してチームを引っ張った。ブ軍は所属するAFC西地区で首位に立っている9戦全勝のチーフスと17日にデンバーで激突する。49ersに競り勝ったパンサーズは5連勝。6勝3敗としたライオンズは8年ぶりにNFC北地区の単独首位に立った。

 ブロンコスのマニングは36回中25回のパスを成功。第2Q終盤から3Q序盤にかけての攻撃シリーズでは3回連続でWRのD・トーマスにTDパスを通し、相手の守備陣を寄せ付けなかった。大動脈弁の手術を受けたフォックス監督からメールで指示を受けたというマニングは「監督にはテレビの前で叫ばないように言っておいたよ。血圧が上がるからね」と笑顔。ただし終了直前、チャージャーズのDEリージットにサックされた際に右足首を痛め、今度は大事な司令塔が病院で検査を受けることになった。

 ≪マニングのD数、9試合終了時ではブレイディーに並ぶ≫マニングの今季TD数は33で9試合終了時点では07年のブレイディー(ペイトリオッツ)に並ぶリーグ最多記録。ブレイディーはこのシーズンに歴代最多の50TDパスをマークしている。

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2013年11月12日のニュース