ロンドン五輪銅、世界選手権V2の上野順恵が現役引退 

[ 2013年11月11日 12:22 ]

2012年7月、ロンドン五輪柔道女子63キロ級の3位決定戦で、モンゴル選手(右)を攻める上野順恵

 ロンドン五輪柔道女子63キロ級銅メダルの上野順恵(30)が現役引退すると11日、所属先の三井住友海上が発表した。既に全日本柔道連盟に強化指定選手の辞退届を提出しており、12日に記者会見を開く。

 北海道旭川市出身。姉で2004年アテネ、08年北京五輪70キロ級2連覇の雅恵と同様に北海道・旭川南高から三井住友海上へ進み、第一線で活躍した。豪快な大外刈りと粘り強い寝技を武器に世界選手権は09、10年と2連覇、11年は準優勝の実績を残した。全日本選抜体重別選手権は7度制した。

 初出場のロンドン五輪後は事実上、第一線から退いており、ことし2月から9月まで柔道指導を兼ねてサンパウロに留学した。

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2013年11月11日のニュース