萩野 男子200個人メドレーでW杯新、1500も制した

[ 2013年11月11日 06:00 ]

男子200メートル個人メドレーで優勝し、笑顔の萩野

 競泳のW杯第7戦、東京大会最終日は10日、東京・辰巳国際水泳場の短水路(25メートルプール)で争われ、萩野公介(東洋大)が男子200メートル個人メドレーで従来の短水路日本記録を0秒98更新する1分51秒50のW杯新記録で制した。専門外の1500メートル自由形でも短水路日本記録に0秒17と迫る14分32秒88で優勝した。男子100メートル平泳ぎは小関也朱篤(日体大)が57秒41で3位に入り、山口観弘(東洋大)は予選落ち。女子50メートルバタフライは加藤ゆか(東京SC)が25秒34の短水路日本新で2位。

 またしても萩野が怪物ぶりを示した。レース出場が2度目という1500メートル自由形は北京五輪金メダルのメルーリ(チュニジア)らを引き離して圧勝。200メートル個人メドレーは従来の記録を1秒近く塗り替える日本新。「上積みできている」と手応えを口にした。

 本職の200メートル個人メドレーは苦手の平泳ぎでも自由形に脚力を残すため「上半身をうまく使って泳げるようになった」と技術の進歩を実感。4月に1分55秒74の日本新記録を出した長水路(50メートルプール)の200メートル個人メドレーでも「1分54秒台は見えた」と言い切った。

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2013年11月11日のニュース