ルネサス高崎日本一!延長サヨナラ劇勝、トヨタ4連覇阻んだ

[ 2013年11月11日 06:00 ]

決勝 ルネサスエレクトロニクス高崎1―0トヨタ自動車

(11月10日)
 決勝トーナメント最終日が、わかさスタジアム京都で行われ、ルネサスエレクトロニクス高崎が4年ぶり9度目の日本一に輝いた。豊田自動織機との準決勝で競り勝ったルネサスは決勝でトヨタ自動車と対戦。無得点のままタイブレークにもつれ込み、9回に大久保の内野安打でサヨナラ勝ち。トヨタ自動車の4連覇を阻んだ。個人賞は11日に発表される。

 <ルネサスエレクトロニクス高崎>サヨナラで優勝が決まると、上野はベンチを飛び出し本塁ベース上でナインと重なり合った。「初めて優勝したような気持ちになった。北京五輪のとき(金メダル)以来かなと思うほど興奮した」と喜びを爆発させた。長く励まし合ってきた岩渕がこの試合を最後に現役を引退。「優勝で送ることができてよかった」と3歳上の先輩と抱き合い優勝に酔いしれた。

 <トヨタ自動車>1点も奪えずにサヨナラ負け。内野安打で上野に投げ負けたアボットは「アンラッキー」とつぶやいた。福田は「ルネサスに負けたというより、4連覇することが難しかったということだと思う」と声を絞り出した。試合前のコイントスで後攻を取れず、後手に回った感は否めない。“銀メダル”に喜ぶ選手は一人もいなかった。

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2013年11月11日のニュース