国学院久我山は出場逃す 東京に完敗、竹内監督「申し訳ない」

[ 2013年11月11日 06:00 ]

花園連続出場が途切れ涙を流す国学院久我山の竹内監督

全国高校ラグビー代表決定戦東京大会第2地区 国学院久我山12―25東京

(11月10日 秩父宮)
 国学院久我山が姿を消した。開始1分で東京に先制のトライを許すと、5―15とリードをされて後半へ。逆転を期したが、続けざまに2トライを与えて万事休す。ロスタイムの同33分、プロップ伊藤(2年)が意地の1トライを返したが、時すでに遅かった。試合後、選手を集めた輪で号泣した竹内伸光監督は「指導者として力を出させてあげられなかった。キック処理などミスを突かれた」と声を絞り出した。

 全国制覇5回、花園出場38回は歴代9位という強豪。しかし今年度は春の都大会準決勝で東京に17―41で敗戦。チームは危機感を募らせて夏場の強化に励んだが、春のリベンジは果たせなかった。22年連続出場という偉大な記録も途切れたが、竹内監督は「連続記録は先輩が築いてきたもの。選手にとっては3年間だけ。本当に申し訳ない」と肩を落とした。

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2013年11月11日のニュース