真央「落ち着いてできた」 3回転半はわずかに両足着氷

[ 2013年11月8日 20:53 ]

華麗な演技を見せた浅田
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フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯女子SP

(11月8日 東京・国立代々木競技場)
 演技曲「ノクターン」に乗って浅田が2戦連続のSP70点台をマークした。冒頭のトリプルアクセルではわずかに両足での着氷となったが、その後はスムーズにジャンプ、スピン、ステップをこなし、演技後には笑顔を見せた。

 「落ち着いてできたと思う。トリプルアクセルでは去年より全然良くて、あと一歩だと思う。しっかしした形のジャンプになったのであした(のフリー)につながると思う」と振り返り、手応えを得た様子だった。

 優勝した10月のスケートアメリカの後も、振り付けを手掛けたローリー・ニコル氏の拠点・カナダのトロントに渡り、プログラムの手直しを行った。トリプルアクセルを着氷した後の動きやステップを修正した今大会。「修正したのを出せたと思う。バンクーバー後の3年間が自分のものになっている」と不振に悩んだ時期も自らの糧になっていることを実感している。

 9日のフリーには、2位鈴木に5点以上の差をつけて臨む。「(トリプル)アクセルは肝心ですが、失敗しても攻めのプログラムでいきたい」と今季GP2勝目、ファイナル進出確定へ意気込みを見せた。

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