酒井が1000で失格、予選敗退 ショートW杯第2日

[ 2013年11月8日 23:12 ]

女子1000メートル予選でフランス選手の進路を妨害し、失格となった酒井裕唯

 スピードスケート・ショートトラックのソチ冬季五輪予選を兼ねたワールドカップ(W杯)第3戦第2日は8日、トリノで行われ、男子1000メートル予選は高御堂雄三(トヨタ自動車)と上村大輔(大経大氷友会)が突破し、10日の1回戦に進んだ。小黒義明(神奈川大)が最後の3レース目で敗退した。

 女子1000メートル予選では2シーズン前に同種目で総合優勝した酒井裕唯(日本再生推進機構)が最初のレースで失格した。最後の3レース目に勝ち上がった伊藤亜由子(トヨタ自動車)は失格し、桜井美馬(東海東京証券)は組3着に終わり、準々決勝進出を逃した。

 今大会と第4戦(コロムナ=ロシア)を合わせた結果で、各国・地域の五輪出場枠が決まる。

 ▼伊藤亜由子の話 最初に(前の選手を)抜いたところで失格を取られた。体は当たっていないと思っていたけど、しょうがない。まだリレーがあるので頑張る。

 ▼桜井美馬の話 早めにドイツの選手を抜いて前に行ってしまえば良かったけど、行く勇気がなかった。(共同)

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2013年11月8日のニュース