北の湖理事長「事情聴く」 名跡証書めぐる提訴で

[ 2013年11月8日 20:31 ]

記者会見する大相撲の春日山親方

 大相撲の春日山親方(元幕内・浜錦)が年寄名跡証書の引き渡しを求め、先代親方の岩永祥紀氏(元幕内・春日富士)を相手に提訴する意向を明らかにしたことについて、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は8日、福岡市内で取材に応じ、近く春日山親方から事情を聴き、協会として対応に当たる方針を明らかにした。

 公益財団法人認定を申請中の相撲協会は年寄名跡の一括管理を決め、12月20日までに証書を提出するように親方衆へ通達している。同理事長は「名跡は襲名した時点で、自分で管理するもの。なぜそうなっているのか、厳しく見なければならない」と話した。

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2013年11月8日のニュース