王さん「次世代が頑張れる場を」 来秋、スペシャル五輪

[ 2013年11月8日 17:50 ]

 来年11月に福岡県で開かれる知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス」国内大会の主催団体が8日、福岡市で記者会見し、プロ野球福岡ソフトバンクホークス会長で大会サポーターの王貞治さんが「チャレンジする次世代が頑張れる場を提供したい」と意気込みを語った。

 国内大会は1995年に始まった。次回大会は来年11月1~3日に県内の9会場で実施され、陸上や水泳など12競技のほか、新たにエキシビションとして馬術が加わった。2015年に米ロサンゼルスで開かれる世界大会の選考も兼ねる。エントリーは来年5月ごろ開始予定で、1000人の参加を見込んでいる。

 国内大会の会長を務める五輪女子マラソンメダリスト有森裕子さんは「大会をより多くの人に知ってもらうためにも、まずは会場に来てもらえるよう頑張りたい」と話した。

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2013年11月8日のニュース