W杯開幕戦へ公式練習 小平「いつも通りの滑りを」

[ 2013年11月8日 09:19 ]

スピードスケートW杯開幕戦の前日練習で調整する小平奈緒

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季開幕戦、カルガリー大会は8日(日本時間9日未明)にカルガリーで始まり、ソチ冬季五輪に向けた戦いが本格化する。7日は会場のリンクで公式練習が行われ、男子短距離の加藤条治、長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)や女子の小平奈緒(相沢病院)らが氷の感触を確かめた。

 軽めの練習で切り上げた加藤は外国勢と談笑するなどリラックスした様子で「体の状態は良くなってきた。もったいないレースにならないように落ち着いて臨みたい」と自信をのぞかせた。小平は笑顔で「結果は後からついてくる。シンプルに、いつも通りの滑りをしたい」と話した。

 年内のW杯4大会で各国・地域の五輪出場枠が決まる。日本スケート連盟はW杯で好成績を収めた選手を、年末の国内選考会を待たずに五輪代表に決める。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2013年11月8日のニュース