男子500、坂下が予選通過 五輪予選、ショートW杯

[ 2013年11月8日 08:08 ]

男子500メートル予選を突破した坂下里士(手前から2人目)

 スピードスケート・ショートトラックのソチ冬季五輪予選を兼ねたワールドカップ(W杯)第3戦第1日は7日、トリノで行われ、男子500メートルは第2戦で5位に入った坂下里士(トヨタ自動車)が予選を通過し、9日の1回戦に進んだ。第1戦7位の小黒義明(神奈川大)と高御堂雄三(トヨタ自動車)は予選最後の3レース目で敗退した。

 女子500メートルでは桜井美馬(東海東京証券)酒井裕唯(日本再生推進機構)清水小百合(中京大職)が、いずれも予選最後の3レース目で通過を逃した。

 今大会と第4戦を合わせた結果で、各国・地域の五輪出場枠が決まる。

 ▼坂下里士の話 前回(W杯)は調子が良かったけど、今回はいまひとつ。きょうの段階では最低限のところにいけた。自分のレースのビデオを見てしっかり修正したい。代表として来ているのでW杯のメダルを目指してやることが必要。

 ▼高御堂雄三の話 こういう大会で(普段は滑らない)500メートルに出させてもらって貴重な経験になった。自分に足りないものがあらためて分かった。加速で失敗して他の選手についていけなかった。

 ▼清水小百合の話 現地入りしてから調子は少しずつ良くなっている。結果は駄目だったが、3レース滑るうちに自分の感覚は戻ってきているので、リレーに向けて調子を上げて頑張りたい。

 ▼酒井裕唯の話 (会場の)氷にまだ慣れていない。軟らかいので足を取られる感じがする。現状ではいいイメージはある。結果がついてこないのは残念だけど、まだ時間はある。(共同)

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2013年11月8日のニュース