稀勢の里 先代師匠の命日に誓った“教え守り抜く”

[ 2013年11月8日 06:00 ]

高安(右)と稽古を行う稀勢の里

大相撲九州場所10日初日

(福岡国際センター)
 大相撲の九州場所(10日初日、福岡国際センター)で初優勝を狙う大関・稀勢の里(27)が7日、2年前のこの日に亡くなった先代師匠(元横綱・隆の里)の教えを引退するまで守り抜くことを誓った。

 福岡県東区の鳴戸部屋で3日ぶりに実戦的な稽古を再開。稽古中には先代をしのんで力士全員で黙とうを行い「(先代に)つくってもらった基本を忘れることはない。言われたことをちゃんと守っています」と約束した。前日までは2日連続で四股などの基本運動に時間を割いたが、この日は幕内・高安と三番稽古を行って21勝1敗と圧倒。先代と同じ地位である横綱昇進に向け「前に進んでいる」と手応えをつかんでいる様子だった。

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2013年11月8日のニュース