白鵬が予告　初の出稽古へ　注目は「豪栄道関かな」

　九州場所７連覇を狙う横綱白鵬は４日、福岡入り後初の出稽古を福岡県篠栗町の錣山部屋で行い、幕内豊真将らと２７番取って得意の右四つや突き、押しを試した。突っ張りが身上の幕下力士には、攻めを受けてから反撃し「もっと激しく来い」と注文を付けるなど、しっかり汗をかいた。

　午後からは北九州市内で開かれた「医療とスポーツ」をテーマにしたシンポジウムに出演。席上、今場所の注目力士を問われ「先場所、黒星を喫した豪栄道関かな。あさって（６日）出稽古に行きたい」と、大勢の聴衆の前で予告していた。