今井6位、川内は11位 NYシティーマラソン

[ 2013年11月4日 06:00 ]

男子で6位に入った今井正人

 ニューヨークシティー・マラソンは3日、市民ランナーを含む約5万1千人が参加してニューヨークの市街コースで行われ、男子では海外初マラソンの今井正人(トヨタ自動車九州)が2時間10分45秒で6位に入った。川内優輝(埼玉県庁)は2時間12分29秒で11位。2011年大会を制したジョフリー・ムタイ(ケニア)が2時間8分24秒で優勝した。

 女子ではロンドン五輪代表の重友梨佐(天満屋)が2時間31分54秒で11位。同五輪銀メダルのプリスカ・ジェプトゥー(ケニア)が2時間25分7秒で優勝した。

 車いすの部では女子の土田和歌子(サノフィ)が2位に入り、男子は副島正純(シーズアスリート)の4位が最高だった。昨年の大会はハリケーンの影響で中止だった。

 ▼今井正人の話 タイムが出なかったのは残念だけど、最後まで体全体を使ってゴールできたという点で課題はクリアできた。すごく前向きなマラソンになった。ただ、上と勝負できなかった悔しさはある。

 ▼川内優輝の話 本当に勉強になった。ペースメーカーがいない中で、トップのペースアップの駆け引きをこの目でしっかりと見届けた。自分自身をしっかり鍛えて強くなるしかない。

 ▼重友梨佐の話 思うように(前に)出られず、かなりスローペースで入ってしまい、そこから上げることができなくてレースが終わった。思い切ったレースができなかったところは反省点。(共同)

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