遼 66位も意地の連続60台、日本シリーズ出場目標

[ 2013年11月4日 06:00 ]

最終ラウンド、ホールアウトし笑顔でキャディーと握手する石川

世界ゴルフ選手権シリーズHSBCチャンピオンズ最終日

(11月3日 中国・上海 余山国際ゴルフクラブ=7266ヤード、パー72)
 石川遼(22=CASIO)は4バーディー、1ボギーの69をマークし通算2オーバーの66位で大会を終えた。藤田寛之(44=葛城GC)は2バーディー、3ボギーの73、川村昌弘(20=マクロミル)は1バーディーの71で回り、ともに通算2アンダーで50位。ダスティン・ジョンソン(米国)が66で回って通算24アンダーで優勝。ツアー8勝目を挙げた。

 石川は2日連続の60台をマークして意地を見せた。出だしの10番で2メートルを沈めてバーディー。14番は2オンしイーグルパットがカップに蹴られた後、50センチのバーディーパットを決めるなどパー5で確実にスコアを伸ばした。初日は81を叩いて出遅れたが「池やバンカーが絡み、グリーンの傾斜も凄い、ワールドクラスのコースで3日間は悪くなかった」と前向きに捉えた。

 次戦は日本ツアー今季2戦目となる7日開幕のHEIWA・PGM選手権。その後オーストラリア開催のW杯を挟んで三井住友VISA太平洋マスターズ、カシオ・ワールドオープンにも出場予定。「3試合で3000万円稼げば(日本シリーズ出場も)行ける。そこを目標にしたい」と日本ツアー最終戦出場を目標に掲げた。

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2013年11月4日のニュース