コナミ内村、全日本団体選手権に闘志「優勝したい」

　体操の全日本団体選手権（１１月２、３日）の公式練習が３１日、千葉市の幕張メッセで報道陣に公開され、日本のエースでコナミの内村航平は昨年順大に敗れただけに「団体優勝したい。全種目に出るつもりでいる」と抱負を述べた。

　内村は男子個人総合で前人未到の４連覇を達成して６日に閉幕した世界選手権以来の試合となる。１週間前くらいから疲労感に悩まされているそうで「あまりいい状態ではない」と軽めの調整で終えた。初日の予選を見据えて「着地をしっかり見せられたら」と気を引き締めた。

　２００９年世界選手権女子個人総合銅メダリストの鶴見虹子（日体大）は６月の右足首手術からの復帰戦となる。脚力がまだ戻っていないというが「少しずつ良くなっている。緊張すると思うが、練習通りやりたい」と笑顔を見せた。