大砂嵐「凄くきつい」“珍トレ”ハンマーでタイヤ叩いて強化

[ 2013年10月31日 06:00 ]

ハンマーでタイヤを叩く大砂嵐

 大相撲の九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)で新入幕を果たしたエジプト出身の大砂嵐(21=大嶽部屋)が30日、“珍トレ”で下半身強化に取り組んだ。

 福岡・志賀島に構える宿舎の稽古場で四股、すり足などの基本運動を終えると屋外へ移動。まずは重さ3・5キロの柄の長いハンマーを握り、しっかりと重心を下げながらタイヤを叩いて足腰を強化した。続いて取り出したのはゴムチューブで作られた器具。両手両足に装着し、付け人を何度も引っ張って下半身に負荷をかけた。

 部屋所属の世話人・友鵬の「まずは幕内に定着を」との願いから「幕内定着養成ギブス」と命名された。この日は行わなかったが、空いた時間には砂浜でダッシュ。いずれも課題の腰高を改善するためで「凄くきついけど幕内のレベルは高いから」とさらなる精進を誓っていた。

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