大相撲の八百長問題 元星風の解雇有効が確定

[ 2013年10月30日 18:30 ]

 大相撲の八百長問題で解雇された元十両星風のボルド・アマラメンデ氏(29)=モンゴル出身=が、日本相撲協会を相手に力士としての地位確認などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は30日までに、原告側の上告を退ける決定をした。八百長を認め、解雇は有効として請求を退けた一、二審判決が確定した。29日付。

 一審東京地裁は、八百長関与を証言した対戦相手の元千代白鵬と仲介役だった元恵那司の供述は信用できるとした。その上で「国技の本場所で八百長をしたことは、協会の存立基盤に影響し、信頼関係を大きく損ねた」とし、解雇処分が重すぎるとは評価できないと判断した。二審東京高裁も支持した。

 一、二審判決によると、協会は2011年初場所の取組で八百長があったとして、同年4月に解雇した。

 大相撲の八百長問題をめぐっては、同様に解雇された蒼国来関の恩和図布新氏=中国出身=について東京地裁がことし3月の判決で、八百長を認めず、解雇無効と判断。協会は控訴を断念し、蒼国来関は復帰した。

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