佐藤真海「すごく光栄だった」五輪招致最終プレゼン振り返る

[ 2013年10月29日 19:32 ]

記者会見するパラリンピック陸上の佐藤真海選手=29日午後、東京・内幸町の日本プレスセンター

 パラリンピック陸上の佐藤真海選手(31)が29日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、2020年東京五輪が決まった9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で「スポーツの力」を訴えたスピーチを「自分の気持ちを日本のメッセージとして伝えさせていただいたのは、すごく光栄だった」と話した。

 最終プレゼンテーション出席の依頼は4月に受けたという。昨年のロンドン・パラリンピック大会で、五輪と同じように満員の観衆が盛り上がる様子に感動し「ぜひ日本でも、との思いを強くした」と振り返った。

 障害者スポーツは海外遠征の増加などで選手の自己負担が増えている現状を紹介。「世界で互角に戦うためにはより多くのお金と時間、環境が必要」と協賛企業による支援を呼び掛けた。

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2013年10月29日のニュース