講道館新理事にレスリング協会の福田氏ら 組織改革の一環

[ 2013年10月29日 19:17 ]

 柔道の総本山、講道館は29日、同日の臨時評議員会で日本レスリング協会の福田富昭会長、元警視総監で弁護士の石川重明氏ら4人を新理事に選任したと発表した。監事も新たに2人選んだ。

 講道館は柔道を通じた教育や競技普及を主に担い、不祥事によって8月に全日本柔道連盟会長を引責辞任した上村春樹氏が館長を務めている。通常の役員改選時期ではない理事選任について、講道館関係者は「組織改革の一環。外の声を聞き、業務運営の見直しが目的だ」と述べた。定数10の理事は9人となり、来年6月までに1人を追加する予定という。

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2013年10月29日のニュース