大山 頭痛も吉兆!?「逆に慎重になれた」と前向き

[ 2013年10月27日 06:00 ]

大山志保は8番グリーンでパーパットを沈め笑顔を見せる

女子ゴルフツアーNOBUTA GROUP マスターズGCレディース第2日

(10月26日 兵庫県三木市マスターズゴルフ倶楽部=6445ヤード、パー72)
 災いを福に転じる力が備わっている。08年、11年と過去2度優勝し、最多3度目のVを狙う大山が69をマーク。スコアを3つ伸ばして5位につけた。

 だが、実は「朝からずっと頭が痛かった」とどうにかプレーしたという。冷え込みも厳しく、普通なら心理的に参ってしまうところ。それでも、「逆に慎重になれた。アイアンショットが良かったですね」とめいるどころか前向きに捉えてスコアをまとめた。12番の5メートルのバーディートライでは、ギャラリーが喜んでいるのにつられる形でフライング気味にガッツポーズ。「入らなかったらどうしようって思ったけど、入って良かった」と照れ笑いを浮かべた。

 大山にとってアクシデントは吉兆かもしれない。08年大会では、コース近くのホテルに泊まると、消したはずのテレビがついたり消えたりする“心霊現象”に遭遇。耐えきれずに大会中に部屋を替えてもらったが、連日の寝不足。そんなコンディションでも逆転優勝を飾った。首位とは6打差だが、今回の突然の頭痛も奇跡を呼ぶきっかけとなるか。 

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2013年10月27日のニュース