悪天候で競技短縮　首位の谷口“恵みの雨”を歓迎

雨天中止となり、首位タイの谷口徹は練習場に向かう

　男子ゴルフのブリヂストン・オープン第３日（千葉・袖ケ浦ＣＣ袖ケ浦Ｃ）は悪天候によるコースコンディション不良のため中止となった。

　午前８時に第１組がスタートしたが、１９分後に一時中断。１０時に競技中止が決まった。競技は５４ホールに短縮され、２７日に最終日が行われる。大会の競技短縮は９１年以来２度目になる。

　２日目を終えた時点で首位。期せずして大会３連覇に王手をかけた谷口徹（４５＝フリー）は「短期決戦の方が有利。（優勝の）確率は上がってくる」と“恵みの雨”を歓迎した。谷口と同じ通算７アンダーに並ぶのは丸山大と朴銀信とあって「（優勝争いの）相手は（丸山）大輔と、優しそうなやつ（朴銀信）。僕に花を持たせてくれると思う」とニヤリ。規定により賞金加算額が７５％となるだけに「２・７５連覇のために練習します」と“谷口節”で締め、練習場へ向かった。