織田“戦国”代表争いへ「しっかりアピールしたい」

[ 2013年10月25日 06:00 ]

スケートカナダ出場のため、カナダ・セントジョンに到着した織田信成

スケートカナダ

(10月25日 カナダ=セントジョン)
 フィギュアスケートのGPシリーズ第2戦・スケートカナダ(25、26日・セントジョン=カナダ)に今季好調の織田信成(26=関大大学院)が臨む。GP開幕戦で町田樹(関大)が優勝し、戦国時代と呼ばれる男子のソチ冬季五輪代表争いが激しさを増すばかり。「五輪シーズンの大事なGP初戦。しっかりアピールしたい」と気合十分だ。

 9月のネーベルホルン杯のSPとフリーで4回転ジャンプを決め、合計得点で自己ベストを7季ぶりに更新して2連覇した。8月の今季初戦でも4回転に成功し「しっかりカナダのリンクでも跳べるようにしたい」と得点源の大技に集中する。

 世界選手権3連覇のパトリック・チャン(カナダ)らも出場し、ハイレベルな優勝争いが予想される。GPシリーズ上位6人によるファイナル(12月・福岡)に進んで日本人最上位メダリストになれば代表選考で優位となるため、表彰台を「最低限」の目標と言った。

 バンクーバー五輪は演技中にスケート靴のひもが切れるアクシデントに見舞われ、7位だった。悔しさをバネに続けた現役生活は今季限り。「ソチに行きたい思いは強い。絶対に負けられない」と闘志を前面に出した。

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2013年10月25日のニュース