森田“本命”パットで4勝目へ今季初首位スタート

[ 2013年10月25日 06:00 ]

初日、首位に立ち笑顔を見せる森田理香子

女子ゴルフツアーNOBUTA GROUPマスターズGCレディース第1日

(10月24日 兵庫県三木市マスターズゴルフ倶楽部=6445ヤード、パー72)
 意外や意外。今季3勝を挙げて賞金ランク1位に立っている森田の首位発進は、今季初めてのことだった。

 「いつもスタートが良くないと言われ、自分もそう思っているので、気持ちがいいですね。(悪天候で)3日間になるかもしれないので、スタートダッシュをしたいと思っていました」

 ラウンド後の会見はまだ順位が確定していなかったため、首位発進ではなく好スコアを喜んだものだったが、いずれにせよ喜びは大きかった。なぜなら、出遅れ癖は森田の最大のネック。今季のここまでの初日の平均ストロークは71・103で、トータルの平均ストローク70・965より悪い。1桁発進は優勝した5月の中京テレビ・ブリヂストンの2位以来。68は、留飲を下げるのに十分なスコアになった。

 「ショットが良くない中でうまく回れた」と言うように、5バーディー、1ボギーを支えたのが、約2カ月ぶりに戻したエースのマレット型パターだった。前半の18番は2メートルのパーパット、7番は9メートルのバーディーパットを沈めた。「浮気しちゃったから」と“本命の恋人”との相性の良さを再確認した。

( 女王へ4勝目へ/) 今季3勝目を挙げたサントリーレディースは、もう4カ月前のこと。随分前のことかと聞かれると「そんな感じです」と4勝目への渇望を口にした。首位発進を優勝につなげれば、賞金女王のタイトルがグッと近づく。

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2013年10月25日のニュース