松山 復帰戦7打差15位発進「スコアは凄くいい」

[ 2013年10月25日 06:00 ]

第1ラウンド、2アンダーの16位スタートとなった松山英樹

USPGAツアーCIMBクラシック第1日

(10月24日 マレーシア・クアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブ=6967ヤード、パー72)
 松山英樹(21=東北福祉大)は5バーディー、3ボギーの70で回り、首位と7打差の16位発進。胃炎による体調不良で前戦を欠場しているが、復帰戦でまずまずのスタートを切った。ライアン・ムーア(米国)が63をマークして単独首位に立っている。

 ショットの精度の高さを証明するかのような場面だった。イーブンパーで迎えた318ヤードの16番パー4。距離は短いが、左サイドは池が広がる。松山は3Wを振り抜きグリーン手前の狭い花道まで運ぶと、ピン1メートルに寄せてバーディー。18番も2メートルのパットをねじ込み「こんな状態でよく2アンダーで回れたなと思う。スコアは凄くいい」と安ど感をにじませた。

 「納得する部分は少ないけど、良い感じ」と満足感はないが、ショットが安定していた。前半9ホールは全てパーオン。4番パー3で30センチにつけてタップインで初バーディーを奪うなど前半で3つスコアを伸ばした。

 不満の原因はショートゲーム。10番パー5ではグリーン脇のラフからのアプローチをミスしてボールはカラーで止まった。13、14番で連続3パットを打つなどパットにも課題を残した。後半スコアを落としたことを「前半3アンダーで回ったのにもったいない」と悔しがったが、体調が万全でない中で上位につけたのは力のある証拠だ。

 首位とは7打差あるが「トップは伸びているけど、はまればそういうスコアも出る」と追い上げに自信を見せた。

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2013年10月25日のニュース