町田、自己ベストでSPトップ!小塚4位、高橋5位

[ 2013年10月19日 09:23 ]

男子SPでトップに立った町田樹

 フィギュアスケートでソチ冬季五輪シーズンの本格的な幕開けとなるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは18日、米デトロイトで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で23歳の町田樹(関大)が4回転―3回転の2連続ジャンプに成功して自己ベストの91・18点をマークし、トップに立った。

 2連覇がかかる小塚崇彦(トヨタ自動車)は2連続ジャンプを跳べず、77・75点で4位。高橋大輔(関大大学院)は回転不足となった4回転で転倒し、77・09点で5位と出遅れた。18歳のジェーソン・ブラウン(米国)が83・78点で2位。

 アイスダンスのショートダンス(SD)でキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)は54・28点で6位だった。メリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が75・70点で首位。

 女子の浅田真央(中京大)は19日(日本時間20日午前2時半開始)のSPに最終10番滑走で登場する。

 ▼町田樹の話 とても幸せな3分間を過ごせた。今季は4回転が安定して特別視していない。全てはフリーの結果次第。狭き(五輪代表の)3枠の一つを手に入れる気持ちでやっている。

 ▼小塚崇彦の話 一番簡単な(2連続3回転)ジャンプでミスが出たのが一番痛い。体は動いている。フリーは全神経を集中して思い切りやる。

 ▼高橋大輔の話 練習からかみ合っていない自信の無さが試合で出た。体の感じはいいが、(原因はジャンプの)タイミングやスピード。悔しいし厳しいが、フリーは思い切りやるだけ。(共同)

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