真央、五輪金向けSP修正へ 異例の早さで最大限準備

[ 2013年10月19日 06:00 ]

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ今季初戦スケートアメリカは18日(日本時間19日朝)、米ミシガン州デトロイトで開幕し男子ショートプログラム(SP)などを行うが、女子の浅田真央(23=中京大)が大会後、カナダに渡りSPの手直しをすることが分かった。

 浅田を指導する佐藤信夫コーチ(71)が「スケートアメリカが終わったら、カナダに行ってSPの手直しをします」と明かした。同コーチの妻・久美子コーチ(67)が同行し、SPの振り付けを手がけたローリー・ニコル氏の元を訪れる。

 昨季、浅田がニコル氏とともにプログラムの手直しをしたのは、GPシリーズ3戦と全日本選手権を終えた13年1月。今季はソチ五輪を見据え早めに修正を加えることでよりよいプログラムに仕上げていく。現役最後のシーズンは自身のコンディションと同様にプログラムも、かつてない早めの仕上がりになる。

 浅田は17日、女子SP(19日)に向けて、本番会場での公式練習には参加せず、近郊のリンクで調整した。「今季はソチに全てがつながっている。一つ一つの試合を大切にしたい」と話す浅田は悲願の金メダルへ最大限の準備をする。

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2013年10月19日のニュース