遼 上々スタートで7差20位「初日はこれでOK」

[ 2013年10月19日 06:00 ]

第1ラウンド、7番で3連続となるバーディーを決め、キャディー(左)と拳を合わせる石川遼

USPGAツアー シュライナーズホスピタル・オープン第1日

(10月17日 米ネバダ州ラスベガス TPCサマーリン=7243ヤード、パー71)
 石川遼(22=CASIO)は5バーディー、1ボギーの67で回り、首位と7打差の20位に付けて、まずまずのスタートを切った。松山英樹(21=東北福祉大)は体調不良のため、スタートの直前に棄権した。J・J・ヘンリー(米国)が60をマークして、11アンダーで単独首位に立った。

 石川は終盤にスコアを伸ばした。10番から出て17番で第1打を池に入れてボギー。しかし、続く18番でイーブンパーに戻すと、アウトでチャージを見せた。

 「後半ショットをいい感じに戻せたので、スコアにつながった」。5番で5メートルのバーディーパットを沈めると、6番では第1打を331ヤードも飛ばし、残り101ヤードの第2打を55度のウエッジでピン横40センチにピタリ。7番でも右ラフからSWでピンそばに寄せて、3連続バーディー。スーパーショットを連発し「距離感がぴったり合った。風向きもクラブ選択も良かった」と胸を張った。

 棄権した松山については「お大事に、と言うしかない。思うところはあるけど」と言葉少なだった。優勝争いすることを望んでいただけに寂しさもあるが、盟友の分も奮闘して20位発進。「30位以内でスタートしたいなと思っていたので、初日はこれでOKかな。あす以降も続けていきたい」と上位を見据えていた。

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2013年10月19日のニュース