福原愛の父・武彦さん 今月6日にすい臓がんで亡くなっていた…

[ 2013年10月16日 13:21 ]

父の死を文書で報告した福原愛

 ロンドン五輪卓球の女子団体で銀メダルを獲得した福原愛(24=ANA)の父・武彦さんが今月6日、すい臓がんのために亡くなっていたことが分かった。71歳だった。福原が16日、マネジメント会社を通じて文書で明らかにした。

 亡くなったのは東アジア競技会の期間中で、福原は中国・天津で知ったという。福原によると、武彦さんとは「2008年の終わり頃を最後に1度も会っていない状態」にあり、「メールや電話でのやりとりもない関係」だったという。

 それでも「父がいなければ、私は生まれてくることもなかったですし、今の成長した私があるのも、多くの方々が応援してくださる環境があることも、父の影響によるものが少なくありません」と亡き父に感謝。「これまで以上に精進し、アスリートとして活躍できるように取り組むことが、より一層必要だと感じています」と決意を示し「応援いただく皆様に、競技の結果でご恩をお返しできるように頑張ります」と結んでいる。

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