阿覧が引退…数年前から病気患い「気持ちも力もあまりない」

[ 2013年10月9日 06:00 ]

引退会見をする元関脇・阿覧。左は三保ケ関親方

 元関脇で東前頭7枚目の阿覧(29)が8日、日本相撲協会に引退届を提出した。両国国技館で開いた引退会見では「体調が悪くなり、気持ちも力もあまりない」と話した。

 数年前から口内の病気を患い、約30キロも体重が減り「1年半前からやめることを考えていた」。加えて入門時から育ててもらった師匠の三保ケ関親方(元大関・2代目増位山)が11月に65歳の定年を迎えるため、秋場所限りで部屋が閉鎖。春日野部屋への移籍も決まっていたが「師匠と一緒にやめたかった。寂しいけど、ちょうどいい時期」と引退を決断した。

 同親方は「気持ちを入れ直せと言ったが、力がもう出ないということだった」と話した。アマ相撲の世界王者として07年初場所に初土俵を踏み、引き技などを武器に敢闘賞を2度受賞。今後は母国ロシアでホテル経営などを行う予定で、新師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は「残念な気持ちでいっぱい」と惜しんだ。

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