吉村元理事、園田前監督らを資格停止へ 全柔連の懲罰委員会

[ 2013年10月7日 22:41 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は7日、東京都文京区の講道館で懲罰委員会を開き、女子日本代表での暴力指導問題で戒告処分を受けた吉村和郎元強化担当理事、園田隆二前監督、徳野和彦元コーチを、一定期間の資格停止とすることを決めた。全柔連に加盟する実業団、大学などで指導できなくなる。期間は3人でそれぞれ異なるが数カ月以上になるという。8日に発表される見込み。

 懲罰委は7日に吉村元理事と園田前監督に弁明の機会を与えた上で処分を決めた。国際柔道連盟(IJF)から暴力指導問題について15日までに報告するよう求められており、近石康宏専務理事は「(全柔連)理事全員の了解を得た後、速やかにIJFに報告したい」と述べた。

 吉村元理事ら3人は問題発覚後に戒告処分を受け、その後、引責辞任した。

続きを表示

2013年10月7日のニュース