高見盛 最後までロボコップ!断髪式終え“おしゃれヘア”に

[ 2013年10月7日 06:00 ]

振分親方は髪形をソフトモヒカン風にしてもらいご満悦

 大相撲の元小結・高見盛(37=東関部屋)の引退、年寄「振分」襲名披露大相撲が東京・両国国技館に約1万人を集めて行われた。

 断髪式では元横綱でプロレスラーの曙ら約380人がはさみを入れ、入門時の師匠の先代東関親方(元関脇・高見山)の渡辺大五郎氏が大いちょうを切り落とした。振分親方は「14年間高見盛を応援してくれて、どうもありがとうございました!!」と思いの丈を絶叫した。断髪式前の子供たちとの稽古では、両腕を思い切り振り下げながら「ホゥ」と叫ぶ気合注入のパフォーマンスも披露した。

 今後は東関部屋の部屋付きとして後進の指導に当たるが、独身からの卒業も目標。断髪後はソフトモヒカン姿に変身して婚活準備を整えた。先代東関親方も「いい人がいたら言ってください」と周囲に協力を求めたが、当の本人は「まだ断髪式の後片付けがあるので」となぜか消極的だった。

 ≪母「胸いっぱい」≫元高見盛の母・加藤寿子さん(64)は息子の晴れ姿を国技館で見守り「胸がいっぱいになりました。黙っていても涙が出てきました」と感無量の表情を浮かべた。ソフトモヒカン姿に対しては「マゲがなくなってもかわいいな、似合うなと思います。息子ですから」とニッコリ。婚活については「それは本人に任せていますから」とひっそりと見守り、お見合いなどを勧める予定はないという。

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