元十両城ノ龍が引退 モンゴル出身30歳「膝が悪くて限界」

[ 2013年9月29日 15:14 ]

 大相撲の元十両で東幕下44枚目の城ノ龍(30)=本名小林光星、モンゴル出身、境川部屋=が秋場所千秋楽の29日、現役引退を表明した。

 城ノ龍は鳥取城北高に相撲留学し、2003年初場所に初土俵。09年11月に日本国籍を取得した。10年秋場所で新十両となり、小兵ながら十両に通算9場所在位した。断髪式は10月5日に東京都内で行う。

 城ノ龍は最後の場所を5勝2敗で終え「膝が悪くて限界だった。関取になれたし、親方とおかみさんに出会えてよかった。感謝しかない」と話した。今後はモンゴルで仕事をする予定。

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