全日本学生体重別で暴力とセクハラアンケート調査

[ 2013年9月29日 06:00 ]

 柔道の全日本学生体重別選手権第1日は28日、東京・日本武道館で男女各4階級を行った。部内の暴行事件が発覚した天理大は出場を自粛。開会式では全日本学生柔道連盟の佐藤宣践会長が謝罪の言葉を述べた後、「天理大の事件を人ごとととらえずに暴力根絶宣言をもう一度熟読してください」と学生たちに呼びかけた。

 会場では全日本柔道連盟(全柔連)の暴力根絶プロジェクトによる活動も行われた。暴力とセクハラの実態を調べるために無記名のアンケート用紙を配布。前日の監督会議では指導者に、この日は選手用約1500部が配られた。用紙には内部通報制度の連絡先も記されており、10月上旬にも集計して暴力根絶プロジェクトのガイドライン策定に役立てるという。

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2013年9月29日のニュース