稀勢両手バッタリ 大事な一戦でいつも敗戦

[ 2013年9月29日 06:00 ]

支度部屋でうつむく稀勢の里

大相撲秋場所14日目

(9月28日 東京・両国国技館)
 またも稀勢の里が期待に応えることができなかった。一時は白鵬を自分有利の左四つに組み止めたが、はたき込まれて両手をばったり。

 自らの4敗目で優勝が決定すると控えに座ってぼう然。支度部屋ではぶつかった衝撃で腫れたまぶたを震わせ、報道陣の問いかけには無言だった。昨年夏場所、今年夏場所に続き優勝争いを盛り上げたが、いつも大事な一番で敗戦。06年初場所の栃東以来となる日本出身力士の優勝はまだまだ遠い。

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2013年9月29日のニュース