白井 跳馬の新技成功 命名へ好調アピール「インターハイより楽ですね」

[ 2013年9月27日 21:24 ]

体操世界選手権の練習で笑顔を見せる白井健三

 30日に開幕する体操の世界選手権で男子の本会場練習が27日、ベルギーのアントワープで始まり、初日の予選1班で登場する初代表の17歳、白井健三(神奈川・岸根高)が本番で成功すれば「シライ」と命名される可能性のある跳馬の新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」を決め、好調をアピールした。

 白井は金メダルが期待される床運動も本番を想定して演技。「落ち着いてやれば失敗しない。跳馬もできて当然。2種目だけだから(全6種目を戦った)インターハイより楽ですね」と自信満々に話した。外国の選手、コーチが白井の演技に見入ったが「特別なことはない」と頼もしかった。

 山室光史(コナミ)はつり輪、田中和仁は平行棒、亀山耕平(ともに徳洲会)はあん馬とそれぞれ出場予定種目を演技し、オーストラリア代表として7年ぶりに出場する36歳の塚原直也(朝日生命)も会場の雰囲気や器具の感触を確かめた。

 個人総合で4連覇を目指す内村航平(コナミ)は3班(日本時間28日未明)で調整する。

続きを表示

2013年9月27日のニュース