気を緩めない白鵬「いい相撲を取って決めたいと思う」

[ 2013年9月27日 19:28 ]

 白鵬は危なげなく1敗を守った。取組前に2敗で追っていた稀勢の里が敗れ「引き締めていくということ」と思い直して土俵へ。右四つでの寄りを鶴竜に残されながら、冷静に出し投げで崩して押し出した。

 星の差は2つになり、北の湖理事長(元横綱)が「もう楽な気持ちでいける」と話すように賜杯レースは白鵬有利の様相が強まった。それでも「初日からのいい流れと途中の悪い流れを全部思い出しながら」と気を緩めない横綱。先場所に43連勝で止められた稀勢の里との直接対決へ「いい相撲を取って(優勝を)決めたいと思う」と意気込んだ。

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2013年9月27日のニュース