神奈川・鎌倉で24年ぶり伝説のサーフィン大会開催

[ 2013年9月26日 20:31 ]

 神奈川・鎌倉の稲村ケ崎沖で26日、“伝説のサーフィン大会”と呼ばれる「イナムラサーフィンクラシック インビテーショナル」が24年ぶりに開かれ、約3メートルのビッグウエーブの上で、国内トップのプロ選手ら40人が技を競った。

 毎年8月半ばから9月末、台風などで2~3メートルの大波が見込める日に開かれる大会で、1989年の大会を最後に延期が続いていた。

 この日は台風20号の接近で海面が大きくうねる中、選手らは20~30分の持ち時間中に高波をとらえ、ジャンプやターンを連発。波が筒状になる「チューブ」も起き、観客から歓声が飛んだ。周囲にはライフセーバーが待機し、安全面に配慮していた。

 大会は神奈川県茅ケ崎市の大橋海人選手(21)が優勝。長沼一仁実行委員長(63)は「自然任せの大会なので、開くことができたのはラッキーだった」と話した。

 稲村ケ崎は人気バンド、サザンオールスターズ桑田佳祐がサーファーの若者たちを描いた映画「稲村ジェーン」(90年)の舞台で知られる。

続きを表示

2013年9月26日のニュース