伊藤、無念のフォール負け　３位決定戦でメダルに挑戦

世界選手権第４日

（9月19日 ブダペスト）
　５９キロ級に出場の２０歳の伊藤は３試合を勝ち抜いたが、準決勝で地元ハンガリー選手に投げられ、そのままフォールされた。決勝に進めず、悔しそうにマットを降りた。

　米国選手との３回戦ではリードを許していた終盤にタックルを決めて逆転するなど、粘り強く闘った。吉田と同じ三重県出身で、新聞記事をスクラップするほどのファン。あこがれていた同郷の先輩とともに臨んだ世界の舞台で、銅メダルに挑む。（共同）