北海道銀行、涙の代表切符!中部電力下して五輪最終予選へ

[ 2013年9月17日 12:48 ]

最終予選出場が決まり、喜ぶ北海道銀行の(左から)小笠原、船山、小野寺、吉田、苫米地の各選手

 カーリングのソチ冬季五輪世界最終予選代表決定戦最終日は17日、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで行われ、女子決勝第4戦は、北海道銀行が中部電力を8―5で下し、予選からの通算成績を4勝2敗として日本代表に決定した。

 ソルトレークシティー、トリノに続き、3度目の五輪出場を目指す小笠原、船山を擁して日本選手権3連覇の中部電力を下した北海道銀行。4―4の第7エンドに3点を奪って勝ち越し、第10エンドには船山が相手の2つのストーンをはじき出すスーパーショットを決めた。代表切符を獲得した瞬間は抱き合って涙を流し、小笠原は「チームに救われた。やっと結果を残すことができた」、船山は「チームの仲間を信じてここまで来られた」と喜びを口にした。

 世界最終予選は12月、ドイツで7カ国が参加して行われ、上位2カ国が五輪切符を獲得する。小野寺は「これでソチが決まったわけではない。12月に向けて練習したい」と気を引き締めていた。

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