リオ五輪で新階級 FILA検討チーム設立へ

[ 2013年9月17日 06:00 ]

 レスリングの世界選手権は16日、ハンガリー・ブダペストのスポーツアリーナで開幕し、男子フリー3階級を行った。

 開幕前日の15日には国際レスリング連盟(FILA)のラロビッチ会長が会見。16年リオデジャネイロ五輪で実施する新階級について「(FILAの)各委員会からの意見をまとめて決めたい」と話し、検討チームの設立を明らかにした。チームは10月末までに案をまとめ、11月に予定されているリオ五輪のプログラム提出期限に間に合わせる考えという。

 リオからは男子グレコ、フリー、女子の3スタイルとも6階級で実施する予定。15日の会見では国際オリンピック委員会(IOC)に提出された階級案をめぐり「フリーとグレコの体重が違うのはなぜ?」などの質問が飛んだが、ラロビッチ会長は「アジアの一部の国ではフリーだけがレスリングと認識されている。さまざまな検証が必要だ」と話すにとどまった。また、新階級は来年の世界選手権では実施せず、五輪出場枠が懸かる15年大会で実施する方針といい「新階級は五輪だけの話。リオ五輪後の17年に中核競技に戻れるようにさらに改革を進めたい」と話した。

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2013年9月17日のニュース