マニング兄弟対決は兄に軍配 ブロンコス13連勝

[ 2013年9月17日 06:00 ]

<ジャイアンツ・ブロンコス>弟のイーライ(右)と健闘を称え合うペイトン・マニング

 NFL第2週の14試合が15日行われ、ともにスーパーボウルでMVPとなっているQBのマニング兄弟がニュージャージー州イーストラザフォードで激突。兄ペイトン(37)率いるブロンコスが、ミスを連発した弟イーライ(32)のジャイアンツを41―23で下し、レギュラーシーズンでは13連勝を飾った。昨季2勝14敗に終わったチーフスはカウボーイズを1点差で退けて2戦2勝。前季2勝以下に終わったチームの開幕連勝は史上7度目となった。

 ペイトンはインターセプトを一度も喫することなく307ヤードをパスで獲得し、2TDもマーク。兄弟対決はコルツ時代を含めて3戦全勝となった。

 しかし「カンファレンスが違うし、このカードはしばらくないだろう。家族にとっても終わってよかった。勝てばうれしいはずなんだが、そうでもないんだ」と複雑な表情。イーライがホームで迎えたこの試合で4度のインターセプトをくらうなど精彩を欠いたために、試合後は兄が弟を気遣う場面も見られた。兄弟が会話を交わしたのは試合前の10分間だけ。キックオフのあとは敵同士となったが、ペイトンが兄の貫禄を示す一戦となった。

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2013年9月17日のニュース