吉田 V11へ“カズマットレス”も持参し準備万端

[ 2013年9月16日 06:00 ]

ブダペスト入りし、調整する吉田沙保里

 レスリングの世界選手権は16日、ハンガリー・ブダペストのスポーツアリーナで開幕する。大会11連覇と五輪を合わせた世界大会V14という前人未到の記録に挑む女子55キロ級の吉田沙保里(30=ALSOK)は14日夜に現地入りし、15日には早速、マットで約2時間の練習を行った。

 “勝負ヘア”のコーンロウで気合を込める女王だが、現地入りしてもまだリラックスムード。初練習は予定の倍以上となる2時間に及んだが「(長時間移動による)脚のむくみもないし、動けた。こういう調子が良いときだからこそ気を付けなければいけないかな」と話した。サッカー界のキング、J2横浜FCの三浦知良のサイン入りマットレスを持参しており、コンディションづくりにも余念がない。競技存続と20年五輪東京開催を自ら祝う記録更新の瞬間を心待ちにしている様子だった。

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