美香6アンダー完璧発進 遼元相棒とタッグで結果

[ 2013年9月14日 06:00 ]

第1ラウンド、15番でティーショットを放つ宮里美香

USLPGAツアーエビアン選手権第1日

(9月13日 フランス・エビアン エビアン・リゾートGC=6428ヤード、パー71)
 今季メジャー最終戦が開幕し、宮里美香(23=NTTぷらら)が7バーディー、1ボギーの6アンダー65。メジャー初制覇へ最高のスタートを切った。宮里藍(28=サントリー)は2バーディー、6ボギーの75と大きく出遅れた。同組の上原彩子(29=モスフードサービス)と上田桃子(27=フリー)は上原が69、上田は70と上々の滑り出しを見せた。

 宮里美が躍動した。序盤から切れのあるショットでチャンスメーク。前半を2アンダーで折り返し1番でバーディー。6番はグリーン奥から絶妙なアプローチでチップインバーディーを決めた。勢いは止まらず7番でも4メートルを沈めて5アンダーに伸ばすと、最終9番パー5では3打目をピンに絡めて7つのバーディーを奪うラッシュを見せて65でホールアウト。この時点で首位に並び、後続の結果を待った。

 雨で中止となった大会初日は午後からコースを訪れ小技を中心に2時間の最終調整を行った。それが6番でのチップインにもつながり最高の滑り出しとなった。

 これまで4年間は外国人キャディーを起用してきたが、「言葉の問題や細かいニュアンスの部分で問題があった」と今大会から石川遼(21)の元相棒、加藤大幸キャディーとタッグを組んだ。「気分一新」と臨んだ大一番でいきなり結果を出した23歳が最終日まで突っ走る。

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2013年9月14日のニュース