賭博で解雇の元琴光喜 東京地裁が請求棄却、大関の地位認めず

[ 2013年9月12日 13:22 ]

 野球賭博に関与したとして日本相撲協会を解雇された元大関琴光喜の田宮啓司さん(37)が「解雇の処分は重すぎる」として大関の地位確認を求めた訴訟の判決で東京地裁(竹田光広裁判長)は12日、請求を棄却した。

 竹田裁判長は「大関という地位の社会的影響の大きさに照らせば、解雇は妥当だった」と判断した。

 判決などによると、田宮さんは2010年6月、「賭博に関与したことを認める上申書を出せば厳重注意にとどめる」と協会から指示され、上申書を提出した。だが協会は、田宮さんが以前に理事会の場で関与を否定していたことを重く見て同7月、解雇を決めた。

 田宮さん側は同じように関与を認めた他の力士は軽い処分で、平等性を欠くと主張。協会側は「必ず厳重注意にとどめるとは言っていない」と反論し、解雇は妥当としていた。

 大相撲の地位確認訴訟では、八百長問題で解雇された中国出身の蒼国来関について東京地裁が今年3月の判決で「八百長があったと認められず、解雇は無効」と判断(確定)。蒼国来関は7月の名古屋場所で2年半ぶりに土俵に復帰した。

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