日本女子プロへ最終調整　有村「調子が良いとは言えないけれど…」

プロアマ戦に出場、調整する有村智恵

　女子ゴルフの国内四大大会第２戦、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯の開幕前日の１１日、昨年優勝の有村智恵ら出場選手が断続的に強い雨が降った会場の北海道恵庭ＣＣで最終調整した。

　有村は今季から米国を主戦場にしており、約５カ月ぶりの今季国内２戦目。米ツアーでの成績はいまひとつで「調子が良いとは言えないけれど…」と状態は手探りだ。

　８日に北海道へ入って２ラウンドをこなした。「アメリカと芝質が似ているからプレーに入りやすい」とコースの印象を語りながらも「芝生が薄くなっている所も多いからフェアウエーからのショットも気が抜けない」と油断を戒めた。

　賞金ランキング首位の森田理香子は師事する岡本綾子プロの指導を受けながらの入念な調整。６６８２ヤードと女子の大会では長く、森田らロングヒッターが有利と言われるが「雨だとラフは重くなる。フェアウエー狙い」と慎重だ。前週優勝と好調の吉田弓美子は「グリーンは自分のパットのフィーリングと合っている」と今季４勝目に自信をのぞかせた。