暴力団幹部とゴルフの理事 PGA懲罰諮問委で処分検討

[ 2013年9月11日 06:00 ]

 日本プロゴルフ協会(PGA)は都内で臨時理事会を開き、暴力団幹部とゴルフをした阪東忠義氏(67)の理事、代議員の辞任届を受理した上で、近く懲罰諮問委員会を開いて処分を検討することを決めた。

 阪東氏は6月19日に熊本県内のゴルフ場で、詐欺罪で起訴された特定抗争指定暴力団、道仁会(福岡県久留米市)会長の小林哲治被告と一緒にプレー。PGAの調査委員会委員の弁護士によると、同氏は「よく覚えていないが、終わった後にチップのようなものをもらったようにも思う」と金銭の授受も否定しなかった。11年に知人を通じて付き合いが始まり、昨年4月には暴力団幹部と認識していたという。暴力団排除条例の施行後、反社会勢力との交際には厳しい目が向けられるようになっているだけに、PGAの再発防止策を含めた今後の対応が注目される。

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2013年9月11日のニュース