テキサンズ 21点差逆転勝ち 残り5秒 41ヤードFG決めた

[ 2013年9月11日 06:00 ]

 NFL開幕週の残り2試合が9日に行われ、初のスーパーボウル出場を目指すテキサンズが、敵地サンディエゴでチャージャーズを31―28で撃破。第3Q序盤で21点差をつけられながら相手のミスに乗じて追い上げ、同点で迎えた第4Q残り5秒からのプレーで2季目のキッカー、ランディー・ブロック(23)が41ヤードのFGを決めて劇的な勝利を収めた。チャージャーズは後半に失速。マイク・マッコイ新監督(41)の初陣はほろ苦い結果に終わった。

 4Qの開始早々、第4ダウン残り2ヤードの状況でブロックが37ヤードのFGを成功させた時に相手が反則を犯して幸運なファーストダウンを獲得。攻め直した直後にQBショーブが9ヤードのTDパスを通した。

 その5分14秒後には膝の故障で昨季を棒に振ったLBクッシングが、インターセプトから18ヤードを走って同点につながるTD。最後はブロックのNFL自身初となるFGが決勝点となってチーム史上最大の逆転勝利を完成させた。

 ショーブは最初のプレーでインターセプトを喫したものの、その後は3つのTDパスを通し「得点が積み重なっていくうちに全員にエネルギーがみなぎってきた」と歓喜。AFC優勝候補の一角は、土壇場で粘って開幕戦で白星をもぎ取った。

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2013年9月11日のニュース