上野 野球・ソフト落選に淡々「スタート地点戻った」

[ 2013年9月10日 06:00 ]

野球・ソフトボールが落選し「残念です」と語った上野

レスリング五輪残留決定

 北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールのエース、上野由岐子(31=ルネサスエレクトロニクス高崎)は熊本市で会見に応じ、淡々とした表情で「残念です。北京五輪を見てソフトボールを始めた子供たちにとって五輪は大きな夢。それが閉ざされたことが寂しい」と話した。

 20年大会での復活はならなかったが「スタート地点に戻っただけ。今後も変わらず野球と力を合わせて世界にソフトボールの楽しさを発信していきたい」と再出発を宣言した。上野は8日、八代市でのデンソー戦で通算176勝目を挙げ、歴代最多記録を更新。今後については「一選手として日本リーグで勝つこと。全日本総合選手権(14日開幕)もしっかり優勝したい」と現役での活躍を誓った。

 ▼女子ソフトボール日本代表・宇津木麗華監督 自分たちの力の及ばないところで競技が決まる五輪って何なのか。残念のひと言です。

 ▼加藤良三コミッショナー 野球とソフトボールが一体となって最後の最後まで努力をしていただけに本当に残念です。今回はこういう結果となったが、五輪は日本の野球、ソフトボール界にとってはもちろん、国際的な普及・振興のためにも極めて重要であり、今後、できるだけ早い復帰の可能性を追求していきたい。

 ▼巨人渡辺恒雄球団会長 安倍首相がよく頑張った。あれほど五輪招致に尽力した首相はいない。(野球・ソフトボールの落選は)野球が国際的なスポーツにならないといけない。レスリングはルールを変え、そうしていった。

 ▼巨人長嶋茂雄終身名誉監督 五輪はアスリートにとって、最高のステージです。自分自身も代表チームを率いた経験があるだけに、今回の決定はとても残念です。とはいえ、ソフトボールとの連帯をはじめとするさまざまな施策は、今後に向けて大きな布石になったと信じています。悲願の実現には、各国の競技団体間の連携強化、競技人口の拡大など地道な努力が必要でしょう。私も一野球人として、そうした取り組みに関わり続け東京以降に夢を託したいと思います。

 ▼楽天星野監督 レスリングは(現役選手が)世界に行ってアピールしていた。野球が外れた理由もきっちりと知りたい。五輪種目としてあった方が子供たちの目標にはなる。いろんなクラスの世界大会を増やすといい。WBCも出場国を増やしたりね。

 ▼巨人原監督 我々はプロ野球であったり、WBCであったり、できるところで、より高度でよりスリリングなプレーを見せて、ファンの方に喜んでもらうしかない。

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