稀勢の里 平幕に8勝8敗、力強さなし「課題が残る感じ」

[ 2013年9月10日 06:00 ]

 大相撲の二所ノ関一門の連合稽古が東京都墨田区の片男波部屋で行われ、大関・稀勢の里(27=鳴戸部屋)は平幕の松鳳山(29=松ケ根部屋)、豪風(34=尾車部屋)と8勝8敗。秋場所(15日初日、両国国技館)に向けて不安を残した。

 相手に低い立ち合いから懐に入られるとそのまま押し出されるなど、力強い相撲は影を潜め「良くないと思う。課題が残る感じですね」と落胆。本場所では松鳳山に4勝1敗、豪風にも14勝4敗と圧倒していただけに、見守った尾車親方(元大関・琴風)も「もっと四股を踏まないとダメ。申し合いをやる前に300回は踏まないと腰は低くならない」と苦言を呈した。

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2013年9月10日のニュース